| Home |
2008.12.25
ひげ雑記(78)黒石も白
埼玉のK市でS建設とのJV工事をしていた時の話です。S建設では上司の命令が絶対なのです。
「黒い碁石も、上司が白といったら白なんです!」
その現場のO所長(S建設では現業長)はS建設でも有名な人らしいのです。
リバース杭のコンクリートを打設していた時のことです。デリバリーのおっさんが
「ねえねえ!知ってる?Oさんはねえ、数年前、マンション工事で鉄筋を組まないでコンクリートを打設して、安全課に送られた人だよ!埼玉じゃ有名なんだよ!」と聞かせてくれました。
「黒い碁石も、上司が白といったら白なんです!」
その現場のO所長(S建設では現業長)はS建設でも有名な人らしいのです。
リバース杭のコンクリートを打設していた時のことです。デリバリーのおっさんが
「ねえねえ!知ってる?Oさんはねえ、数年前、マンション工事で鉄筋を組まないでコンクリートを打設して、安全課に送られた人だよ!埼玉じゃ有名なんだよ!」と聞かせてくれました。
現場造成杭の杭頭処理のコンクリートガラは産廃になるのですが、
「敷地の外に搬出すれば産廃になりますが、敷地の外に出さなければ産廃にはなりません!邪魔にならないところに埋めてください!」とオーナーが言うので、穴を掘りレッカーで吊り込んで埋めることにしました。
敷地は軟弱地盤でしかも仮設通路が6mくらいの巾しか取れなかったので、ラフタークレーンを頼んで片側だけアウトリガーを出して作業しようとしたら、
「ダメだダメだ!アウトリガーを両方出さなければ作業させない!返せ!」とO現業長が言うのです。
「ちゃんとチェックして、片方のアウトリガーだけ出して吊れるのを確認して頼んだんですけど!」と言っても
「ダメだダメだ!S建設ではレッカーはアウトリガーを両方出さなければ作業させない!」と言うのです。
「ええ??????」
1階スラブのコンクリートを打設しようとしていた時のことです。型枠解体用のダメ穴からスムーズに材料が出せるように留め枠の上下に@200で天井インサートを打込み、後でネジ鉄筋を差す方法でやろうとしていたら
「ダメ!ダメ!S建設ではそういう施工はしない!鉄筋をハツリ出して溶接しろ!」と言うのです。
「この方法は以前K地下街の現場でおたくの社員に教わった方法なんですが・・・」と言うと
「・・・・・」何にもいわないのでそのまま施工しました。
他にもいろいろありましたが、ある日ついに
「僕の言うことが聞けないのなら君はいらない!」と言うので
「分かりました!会社に言って別の人に替わってもらいますから!」と言って、現場を出ました。
すると下請けの鳶土工、型枠大工、鉄筋、設備の世話役達が
「まあまあ、もう少し辛抱して下さいよ!あんたがいなくなったらこの現場止まっちゃうよ!何とか我慢して下さいよ!」と一席設けて、私を引き留めてくれました。それが何だかとっても嬉しかったのを覚えています。
結局、会社に言ってもダメで、部長と本部長が現場に来て
「後、もう少しだから何とか我慢してよ!」と説得されて終わりでした。
S建設の統括工事長という人も日頃O現業長をけなしていたのに、最後は自分のところの社員をかばいました。
「君がいやなら出て行ってもしょうがないね!」と言われました。
下請けが愚痴を聞いて慰めて引き留めてくれなければ最後までその現場にはいなかったでしょう。そしてわが社はS建設とは違って
「黒い碁石は黒、白い碁石は白!」と言える良い会社だ!と思いました。
「敷地の外に搬出すれば産廃になりますが、敷地の外に出さなければ産廃にはなりません!邪魔にならないところに埋めてください!」とオーナーが言うので、穴を掘りレッカーで吊り込んで埋めることにしました。
敷地は軟弱地盤でしかも仮設通路が6mくらいの巾しか取れなかったので、ラフタークレーンを頼んで片側だけアウトリガーを出して作業しようとしたら、
「ダメだダメだ!アウトリガーを両方出さなければ作業させない!返せ!」とO現業長が言うのです。
「ちゃんとチェックして、片方のアウトリガーだけ出して吊れるのを確認して頼んだんですけど!」と言っても
「ダメだダメだ!S建設ではレッカーはアウトリガーを両方出さなければ作業させない!」と言うのです。
「ええ??????」
1階スラブのコンクリートを打設しようとしていた時のことです。型枠解体用のダメ穴からスムーズに材料が出せるように留め枠の上下に@200で天井インサートを打込み、後でネジ鉄筋を差す方法でやろうとしていたら
「ダメ!ダメ!S建設ではそういう施工はしない!鉄筋をハツリ出して溶接しろ!」と言うのです。
「この方法は以前K地下街の現場でおたくの社員に教わった方法なんですが・・・」と言うと
「・・・・・」何にもいわないのでそのまま施工しました。
他にもいろいろありましたが、ある日ついに
「僕の言うことが聞けないのなら君はいらない!」と言うので
「分かりました!会社に言って別の人に替わってもらいますから!」と言って、現場を出ました。
すると下請けの鳶土工、型枠大工、鉄筋、設備の世話役達が
「まあまあ、もう少し辛抱して下さいよ!あんたがいなくなったらこの現場止まっちゃうよ!何とか我慢して下さいよ!」と一席設けて、私を引き留めてくれました。それが何だかとっても嬉しかったのを覚えています。
結局、会社に言ってもダメで、部長と本部長が現場に来て
「後、もう少しだから何とか我慢してよ!」と説得されて終わりでした。
S建設の統括工事長という人も日頃O現業長をけなしていたのに、最後は自分のところの社員をかばいました。
「君がいやなら出て行ってもしょうがないね!」と言われました。
下請けが愚痴を聞いて慰めて引き留めてくれなければ最後までその現場にはいなかったでしょう。そしてわが社はS建設とは違って
「黒い碁石は黒、白い碁石は白!」と言える良い会社だ!と思いました。
| Home |



